ブランディング

その一般論では振り向いてもらえない

ブランディングというとイメージ戦略だとだけ捉えている方がいます。ブランドもののバッグや芸能人のような人が浮かんでいるからでしょう。

わたしが勧めたいブランディングは、そのようなものではありません。

普段のなにげない生活の中で意識していないレベルの、内側の隠れた価値観までを表現し、打ち出すことを目指しています。その理由の一つは、人の購買動機が変わってきているからです。

購買までのプロセス

一般的にマーケティングや心理学では、購買のステップが説明されていますが、今日はあらためて少数の方へ特別な商品を売りたい人のために書いています。

ステップ1)

人があなたに興味を持つ

注目を集めるために、キャラ立ちしたり、わざと炎上させる方法もあります。そうやって注目を集める競争の中に飛び込まなくてもよい方法があります。

あなたのサービスを必要とするであろう人が、信じこんでいることの反対のことを伝えるのです。

一般に信じられていることとは別の手法をもっている専門性を示すことにもなります。

ゴージャスなライフスタイルを見せびらかしたり、人を煽るような興味付けとは、全く別の話しだということがお分かりいただけますね。

また、一般的な誰もがよい、素晴らしいね、と思うことをSNSやブログでいくら発信していて、集客につながらないという人も同じです。

「ああ、ごもっとも。毎日投稿ご苦労様、努力家ね、えらいね。」と知人友人が褒めてくれるだけです。

せっかくクリックしてくれた人も興味がもてず去っていってしまうでしょう。

ステップ2)

あなたの提供しているサービスに興味を持つ

興味付けに成功したあなたのサービスが、その人にとって必要なものだと理解してもらう必要があります。逆に不必要なら売り付けてはいけませんから、ここでちゃんと分別された方がいいです。

どんなサービスをどんな人に提供したいのか。

それがはっきりしないまま、再び一般論で素晴らしいことを滔々と語っても、やはり購入には結びつきません。

興味をもってくれた人が、ずっと見続け読み続けてくれたとしても、そこから何も動かないでしょう。

そして、見てくれている人の人生も1ミリも動きません。ずっと傍観者の人生が続くだけです。せっかく興味をもってくれている人は巻き込んで次のステップに進みましょう。

ステップ3)

他と比較検討して買う

そのサービスがその人にとって必要だとわかったときに、なぜあなたから買う必要があるのか。

サービスの質は、現代日本においてほぼ差が出ないほど、みな優れたものを用意していますので、機能比較だけでは差が出ません。

そこでオーソドックスに、価格差で選ばれようとする方法も取れます。

ただ、これをパーソナルビジネスでやると食いっぱぐれます。大量の集客するだけの資本がありませんから。小さく狙い撃ちをして高い確率で買ってもらわないといけません。

では、どこで差を付けるのか。

目立ったり、おちゃらけたりすることが不要なのは、すでに述べました。

ここで出てくるのがストーリー戦略です。

なぜそれを売るのか、なぜそれを売りたいと思ったのかを自分の生き方に絡めて語っていく手法です。

なんだかこのように書くと、感動を売る安易な方法だと受け取られるでしょうか?

わたしは売るための手段として、人の気持ちを引いて思い通りにすることを狙っているような安易なストーリーを作りたくありません。

これが生きる意味なのだ、これをしていないと生きている意味がないのだ、というような魂のストーリー作成に取り組みたいのです。

そうでなければ、私自身の人生の時間も無意味に感じられてしまいます。

煽ってたくさん売りまくり、お金が入って、贅沢をしたり老後の心配がなくなって、あぁこれであの世に行く準備万端!となるだろうか。

そんな人生を私も望んでいません。

なんのために、どんな思いで生きてきたのか。

本物のストーリーは人を感動させるだけでなく、動かし、良い影響を広げていくことになります。

それが私の喜びであり人生の楽しみなのだと思います。わたしはそんな仕事をしていきたいので、これからも精進しつづけていきたいです。

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