言うまでもなく普段の生活で、我々は意識的にも無意識的にも選択を繰り返して生きています。
女性はとくに、言葉で説明できなくても「直感的に」とか「なんとなく」などのようにピンとくるものを選んでいることが多いようですが、そのピンとくる感覚も説明しようとすればできます。
自分が何を大事にしていて、どのような価値観を持っているかを改めて見直すことを、無意識の選択からみていきましょう。
自分が何をやりたいのか、何に向いているのか、何をしたいのか、価値観や特性などに迷っていらっしゃる方は、ご参考ください。
女性のほとんどの人が利用している美容室を例に考えてみましょう。
目次
美容室選びで重視しているのはどれ?
- 誰に施述してもらうかが大事
- テクニックや材料重視
- 髪型や髪質などの仕上がりが一番大事
「誰に」を重視するタイプの人
美容師さんとの相性が一番大事だと言う人です。
腕がいいだけでなく、人柄や話が合う、職人タイプが好き、軽口が聞けるのがいい、疲れないなど、技術以上に人で選んでいる人は、他のことでも対人関係が自分の重視していることだと言えるでしょう。
職場環境や付き合う人がとても大事になってきますし、自分で何かを始めたい場合は、自分に合う人がどんな人かを決めてから設計&スタートするとよいでしょう。
手段を選ぶタイプの人
家から近い、予約がしやすい、値段がリーズナブルなどの理由で美容室を選ぶ人は、合理的な考え方をする人でしょう。
美容院自体のサービスにあまり拘りがなく、負担なく通えて簡単というところを重視する人は、とくに美容にも関心がないのかもしれませんね。
こういう方は、方法や戦略を練るようなことに興味があったり得意だったりしますので、人や物事をどのように上手に動かすかなどの仕事に取り組まれたらぴったりかも。
商品の質を最重視する人
たとえば、くせ毛を直したいという目的がある、ショートヘアの拘りがある、髪が傷むのを防ぎたいなど、髪型や髪質にこだわりがあって、その希望を叶えてくれるサロンを選ぶような人は、アイテム重視の人でしょう。
使用されているシャンプーや、パーマ剤の素材や、店の内装にも拘りがあるような人もそうです。
こういう人は、自分の拘りのあることや徹底的に極めたいことを深掘りするような仕事が向いていることが多いです。
自分の好きなことを追求する職人タイプとも言えるでしょう。
選ばれるために
逆にサービス提供側になっても同じです。
相性を大事にする人なのか、マニアックな職人タイプなのか、それとも合理主義で安く大量に提供したい人なのかを考えてみてください。
そしてそんな自分に相性が合うお客様がどんな人かも明確になっていきます。